症状なしでもPCR検査を受けるには?検査を受ける方法や無症状の感染リスクについて解説

症状なしでもPCR検査を受けるには?検査を受ける方法や無症状の感染リスクについて解説

「実家に帰るから念のためPCR(ピーシーアール)検査を受けておきたい」

「無症状だけど感染が心配だからPCR(ピーシーアール)検査を受けたい」

症状なしの方でも、念のためPCR(ピーシーアール)検査を受けたいと考えている方はとても多いと思います。

しかし、どうすれば受けられるかわからず困っている方がほとんどなのではないでしょうか。そこで今回は症状なしでもPCR(ピーシーアール)検査を受けられる3つの方法を紹介します。

目次

1.症状なしでもPCR検査は受けられる?

症状なしでもPCR(ピーシーアール)検査は受けられます。しかし、症状がある方と比べると検査を受ける難易度は大きく上がってしまうことがほとんどです。

また、症状なしだと保険適用外となるため、運良く病院で予約が取れても自費での検査となります。

ただし、PCR(ピーシーアール)検査を受ける場所によっては完全無料で受けることも可能です。検査を受ける方法については後ほど詳しく紹介します。

2.症状なしの状態でPCR検査を受けるメリット

症状なしでPCR(ピーシーアール)検査を受けても意味がないと聞くこともありますが、決してそのようなことはありません。大切な方を守るためにも、PCR(ピーシーアール)検査は役に立つことがあります。

2-1.ほかの人にうつすリスクを減らせる

感染していれば、たとえ無症状だったとしても周りにうつすリスクがゼロではありません。

厚生労働省は、「新型コロナウイルスに感染した人が、他の人に感染させてしまう可能性がある期間はいつまでですか」という質問に対して、以下のように答えています。

“新型コロナウイルスに感染した人が他の人に感染させてしまう可能性がある期間は、発症の2日前から発症後7~10日間程度とされています。

また、この期間のうち、発症の直前・直後で特にウイルス排出量が高くなると考えられています。このため、新型コロナウイルス感染症と診断された人は、症状がなくとも、不要・不急の外出を控えるなど感染防止に努める必要があります。”

※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第8.0版より

引用:(2022年8月版)新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識

感染したばかりで症状がない状態でも、発症2日前から他の人にうつすリスクは高くなっているのです。症状なしでもPCR(ピーシーアール)検査を受けておけば、実家に帰省するときや友人と会うときなどにうっかり周りにうつしてしまうリスクを下げられます。

2-2.感染しているリスクが少ないことの証明になる

PCR(ピーシーアール)検査が陰性の場合は、感染しているリスクが低い状態です。新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べる検査のうち、抗体検査や抗原検査なども含めて、現在行われている検査のなかではPCR(ピーシーアール)検査がもっとも精度が高いものとして知られています。

ただし、陰性=100%感染していないとは言い切れません。精度は高いものの、絶対的な結果ではないということは認識しておきましょう。

3.症状なしの状態でPCR検査を受けるデメリット

周りにうつすリスクがないか、気づかないうちに感染していないかを調べるのにPCR(ピーシーアール)検査は役立ちます。しかし、症状なしでPCR(ピーシーアール)検査を受けることにはデメリットもあるので注意してください。

3-1.PCR検査を受けられる病院が見つかりづらい

新型コロナウイルスの感染者が爆発的に増えている時期は、そもそもPCR(ピーシーアール)検査を受けられる病院を探すことがとても困難です。

症状がある方が電話で問い合わせしても「今日はもういっぱいです」「もっと高熱がある方しか受け付けていません」と検査の予約すら取れない状況があちこちで見られています。 症状なしの方であれば、なおさら断られてしまう可能性が高まるでしょう。

3-2.陰性でも後から陽性になることがある

無症状で検査をして陰性だったとしても、数日後に陽性となることがあります。PCR(ピーシーアール)検査はウイルスの遺伝子配列を増幅させて感染しているかを調べるものです。感染していても遺伝子配列を増幅させるのに必要な量のウイルスがなければ陰性となってしまいます[1]。 症状なしの段階では感染していてもウイルス量が十分ではないことも少なくありません。そのため、数日経ってウイルス量が増えてきたタイミングで陽性となる場合があります。

3-3.PCR検査が自費となる場合がある

PCR(ピーシーアール)検査にかかる医療費の一部が公費でまかなわれる対象となるのは、医師が症状を見て新型コロナウイルス感染症の可能性があると判断した場合のみです。症状なしの場合は検査費用が自己負担となります[2]。 費用は医療機関によって異なるため、事前に確認しましょう。安いところは1回3,000円程度ですが、20,000~30,000円かかるところが多いようです[3]

4.症状なしの方がPCR検査を受ける3つの方法

症状なしの方がPCR(ピーシーアール)検査を受ける方法には、おもに次の3つがあります。

4-1.かかりつけ医に相談する

医療機関によっては、かかりつけの患者さんのみPCR(ピーシーアール)検査の予約を受け付けているというところがあります。まずはかかりつけの医療機関に電話で相談してみてください。

4-2.医療機関に電話をしてPCR検査を受けられるか聞く

PCR(ピーシーアール)検査を自費で受けられる医療機関のリストが厚生労働省から発表されています。住所や電話番号、費用や検体の採取方法、陰性証明書が取れるかなど書かれているので、リストを参考に電話で聞いてみてください。

4-3.「みんなのPCR」を利用する

PCR(ピーシーアール)検査を無料でネットで予約できるサービスもあります。その一つが「みんなのPCR」です。東京と大阪の主要駅付近を中心に検査所を展開しています。当日予約も可能なので、症状なしの方でも無料で受けられるのは大きなメリットでしょう。


みんなのPCRの詳細はこちら

5.「みんなのPCR」とは

みんなのPCR」は、無料でPCR(ピーシーアール)検査や抗原検査を予約できる事業所を紹介しているサービスです。現在、東京都と大阪府の主要駅を中心に展開しています。当日予約や、土日祝日も営業している店舗が多く、急に検査が必要になった時に便利なサービスと言えるでしょう。

5-1.症状なしでも無料でPCR検査を受けられる

みんなのPCR」は、無症状の方を対象とした無料PCR(ピーシーアール)検査を受けられるサービスです。医療機関では、無症状の方は断られたり、自費のためどうしても高額な費用がかかったりしてしまう所が多いです。
しかし「みんなのPCR」では、各自治体が実施するPCR等無料化事業に認可申請をしている事業所で検査を受ける事ができるため、無料でPCR(ピーシーアール)検査や抗原検査を受けることが出来ます。
※高熱者や検査所と同じ都道府県民以外の方は対象外になったり、発行時間を早めたい場合や陰性証明書・海外渡航用の証明書の発行は別途費用が掛かる等、自治体や検査所ごと、時期によっても細かい制約に変動があるので、事前にお問合せしておくのがおススメです。
一例として、東京都の場合の案内サイトを参考に貼っておきます[4]

5-2.当日に予約ができるので待たずに済む

「みんなのPCR」は、PCR(ピーシーアール)検査を受けたいと思ったその日にすぐ予約が取れます。ネットから1分程度で予約ができるため、検査のために何日も待たされることがありません。 また、土日祝日も検査を行っている店舗が多いのも特徴です。仕事や学校が忙しくて平日の都合が取れない方でも気軽に検査を受けることが可能です。

5-3.駅から近いので足を運びやすい

どの会場も、主要駅からすぐのところにあります。たとえば渋谷センター街会場は渋谷駅ハチ公前から徒歩2分、アメ村・四ツ橋堀江会場は西大橋駅から徒歩3分です。基本的に駅から徒歩圏内アクセスで近いので、天候が悪い日でも足を運びやすいでしょう。

2022年8月時点での店舗一覧
●東京都
渋谷駅(センター街)検査所(渋谷区)
麻布十番・六本木駅検査所(港区)
泉岳寺・三田白金高輪検査所(港区)
新橋・銀座有楽町検査所(中央区)
東中野・落合検査所(中野区)
赤羽・志茂駅(北区)
●大阪府
心斎橋駅・本町検査所(大阪市中央区)
鶴橋・桃谷駅検査所(大阪市生野区)
福島・中之島駅検査所(大阪市福島区)
アメ村・四ツ橋堀江検査所(大阪市西区)
新大阪・東三国検査所(大阪市淀川区)
西九条・千鳥橋検査所(大阪市此花区)
天満宮・南森町扇町検査所(大阪市北区)

6.「みんなのPCR」についてよくある質問

では、最後に「みんなのPCR」に関してよくお問い合わせがある質問についてお答えしていきます。

6-1.陽性が出たらどうしたらいいですか?

みんなのPCR」を受けた結果、陽性となった場合はまずかかりつけ医や医療機関、各都道府県にある発熱相談センターなどに電話をし、その後は指示に従って手続き等を行ってください。

6-2.子どもでもPCR検査を受けられますか?

乳幼児でもPCR(ピーシーアール)検査を受けられます。しかし、「みんなのPCR」では検査のために唾液を採取しなければなりません。乳幼児ではうまく検体を採取できず、正しい検査結果を得られない場合もあります。

6-3.陰性証明書や海外渡航証明書の発行はしてもらえますか?

陰性証明書の発行は無料で対応できる店舗と、オプションで対応している店舗があるので、自身が予約を考えている店舗を決めてお問合せしてみるのがおススメです。
海外渡航における英訳などの証明書に関しても、「どの国に行くか」によっても仕様が細かく変わってくるのと「申請に必要な個人情報」なども多くなるため、事前にお問合せしてみるか、予約して検査をした会場のスタッフに直接ご相談してみるのがおススメです。

6-4.濃厚接触者でもPCR検査を受けられますか?

濃厚接触者の場合、「みんなのPCR」はご利用できません。当サービスは症状なしで濃厚接触者ではない方が対象となります。濃厚接触者の方は保健所に連絡し、指示に従うようにしてください。なお、濃厚接触者となる定義は次のとおりです。

〈濃厚接触者の定義〉
必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(1m程度以内)で15分以上接触があった場合[5]。

上記に該当しない場合でも保健所の判断により濃厚接触者となる場合もあります。濃厚接触者かどうかわからない場合は、まず保健所へご相談ください。

7.まとめ

症状なしでもPCR(ピーシーアール)検査を受ける方法として、次の3つがあります。

  • かかりつけ医に相談する
  • 医療機関に電話をして聞く
  • みんなのPCR」を利用する

みんなのPCR」なら、無症状でも無料でPCR(ピーシーアール)検査を受けることが可能です。当日予約OKで土日祝日も営業しています。どこで検査を受けたらよいのか困っている方は、ぜひご利用ください。

みんなのPCRの詳細ページへ

参考文献

[1] 新型コロナウイルス感染予防対策についてのQ&A | 新型コロナウイルス関連情報特設サイト
[2] 社会経済活動の中で本人等の希望により全額自己負担で実施する検査(いわゆる自費検査)について|厚生労働省
[3] 自費検査を提供する検査機関一覧
[4]PCR等検査無料化のご案内>一般検査事業|東京都
[5] 新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)|厚生労働省

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